縮毛矯正の持ちってどのくらい?
こんにちは!
台風で強風でお店のドアが自動ドアみたいに勝手に空きますw
さて初めてのお客様からご相談を受けました。
『今まで縮毛矯正をかけても1か月もしないで自分でアイロンしているんです。。。
こういうものなんなのかなぁ。』
縮毛矯正をした髪の毛は基本的には
「かけた部分」は半永久的にまっすぐストレートになります。
でも「持ち」が悪いんです。というお声があるのですが、
それはなぜかというと、、、。
縮毛矯正がモチが続かない理由とは
1 もともとの地毛のクセが強い
2 縮毛矯正が弱すぎてクセがしっかりと伸びていない
3 しっかり縮毛矯正がかかっていてもダメージが出過ぎている
1.もともとの地毛のクセが強い
クセは顔回りや襟足、後頭部付近など場所場所によって
クセの強さが違うことが多いんです。
特に、顔回り、襟足、後頭部付近、もみあげなど
クセが強く縮毛矯正でも
【薬剤の選定とアイロンのやり方】で気を付けることが必要なんです。
特に、初めての方は履歴や薬剤パワーの選定が必要なので
当店では「髪の毛を傷めさせない」ためになるべく
最低限の薬剤パワーを最初使用していきます。
(撃沈することもありますけど。やり直しさせていただきます。)
2.縮毛矯正が弱すぎてクセがしっかりと伸びていない
実際に初めてのお客様で同じ悩みをお持ちの髪の毛をみると
ほとんどはかかってないんですね。
分かりやすく言うと、
【かかっているというのが認識の違い】
「このくらい伸びていれば問題ないよね。」
みたいなことがあるんですよね。
だけど、実際お店で担当させていただくとほぼ100%
【こんなにきれいにかかったことない!そして早いわね!」と言って頂けています。
今までの経験でお客様もご判断されることも多いので
早いかどうかはわかりませんが、
「縮毛矯正で半日も美容室にいたわ」と聞くので
その基準は人それぞれですしね。
縮毛矯正が上手な異次元クラスの美容師さんも必ずいるんです。
3.しっかり縮毛矯正がかかっていてもダメージが出過ぎている
これが一番わかりづらい原因かもです。。。
【クセの強い、硬め】の髪の毛は【強めの薬剤】で
スフィンクスヘアーと僕は呼んでいます。
必要以上に髪の毛に負担がかかり
まっづぐ!にしかならなくなってしまうことが多いんです。
髪の毛にも「じっくりことこと」と薬剤を浸透していくことや
弱い薬剤であえてクセを残しつつ。などなど
やり方はたくさんあるので
正解はひとつではないのですね。
今までの縮毛矯正も
お客様自身が経験されてきたもの が正解でも不正解でもあるのです。
【どこをゴールにしていくか】をしっかり美容師と共有することが
大事なプロセスです。